
「グリベック」も、「スーテント」も効かなくなった人でも「ヴォトリエント」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
試験では2.3ヵ月から3.4ヵ月まで延長。
「ヴォトリエント」治療によって最も多く発現した有害事象は高血圧で38%の人に現れた(緩和ケア単独治療でも36%)。重度の有害事象が「ヴォトリエント」治療を受けた35%の人にみられた(緩和ケア単独治療では17%)。その中には肺塞栓症が現れた人も13%含まれていた(緩和ケア単独治療では7%)。
【発表】
2016年4月5日
【試験名】
PAZOGIST(Phase 2)〔NCT01323400〕
【原著】
Lancet Oncol . 2016 ;17:632-41. [PubMed: 27068858]