
「トレアキシン+リツキサンによる導入化学療法」後の維持療法を考える場合、「リツキサン」治療に「レブラミド」の上乗せを選択することで1年無病生存率の低下するリスクがある。
「トレアキシン+リツキサンによる導入化学療法」後に、「リツキサン+レブラミドによる維持療法」を受けた76%の人が3年以上増悪なく生存し、84%の人が3年以上生存していた。「トレアキシン+リツキサン」治療を受けた77%の人が3年以上増悪なく生存し、87%の人が3年以上生存していた。
「リツキサン+レブラミドによる維持療法」の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少症(66% vs 21% p<0.0001)、発熱性好中球減少症(10% vs 2% p=0.05)。
【発表】
2020年6月12日
【試験名】
ECOG-ACRIN E2408(Phase 2)
【原著】
Clin Cancer Res. 2020 Jun 12 [PubMed: 32532790]
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