「放射性ヨウ素内用療法」、「VEGFR-TKI」治療が奏効しなかった人でも、BRAFV600E陽性の甲状腺乳頭がんの人では「ゼルボラフ」治療を選択することで、奏効が期待できる。試験では「ゼルボラフ」治療を受けた人の38.5%の人で奏効した。
「ゼルボラフ」治療を受けた人の65%でグレード3以上の有害事象を経験した。主な有害事象は、皮膚扁平上皮がん(27%)、リンパ球減少(8%)、γ-GTP上昇(4%)。
【発表】
2016年7月23日
【試験】
Phase 2 〔NCT01286753〕
【原著】
Lancet Oncol. 2016 ;17:1272-82. [PubMed:27460442]