
一次治療として全身療法を受けたことがある人はMET阻害薬「チバンチニブ」の追加を選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。
「チバンチニブ」の効果が高い傾向にある人の特徴は、MET高発現腫瘍、PTEN低発現腫瘍を有する人、「オキサリプラチン」による治療歴がある人であった。
試験では「チバンチニブ」治療を受けた人で重篤な好中球減少症、下痢、吐き気、発疹が頻発した。
【発表】
2016年2月17日
【試験】
Phase 1/2
【原著】
Int J Cancer. 2016 ;139:177-86. [PubMed: 26891420]