
手術後の補助化学療法として、経口投与ができる「カペシタビン」を選択しても、急速静注の「5-FU+ロイコボリン」を選択した場合と遜色ない5年生存率、5年無病生存率が期待できる。
試験では「カペシタビン」治療を受けた人の5年無病生存率、5年生存率はそれぞれ60.8%、71.4%であった。「5-FU+ロイコボリン」治療を受けた人の5年無病生存率、5年生存率はそれぞれ56.7%、68.4%であり、非劣性が認められた。
【発表】
2011年9月6日
【試験名】
X-ACT(Phase 3)
【原著】
Ann Oncol. 2012;23:1190-7. [PubMed:21896539]