
初めての治療を考える場合、「ネクサバール」治療に「肝動脈化学塞栓療法」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。
グレード3以上の有害事象は、「肝動脈化学塞栓療法+ネクサバール」治療を受けた人の33.3%が経験した(vs 19.8%、p=0.006)。主な有害事象はALT上昇(20.3% vs 3.6%)、高ビリルビン血症(11.8% vs. 3.0%)、腹水(11.8% vs. 4.2%)、血小板減少症 (7.2% vs. 1.2%)、拒食症 (7.2% vs. 1.2%)、手足皮膚反応 (10.5% vs. 11.4%)。.
【発表】
2018年12月6日
【試験名】
STAH(Phase 3)〔NCT01829035〕
【原著】
J Hepatol. 2019;70:684-691. [PubMed: 30529387]