
「オプジーボ」と併用する化学療法を考える場合、「ペメトレキセド」や「アバスチン」の併用の選択が無増悪生存期間に関して良い結果が得られそうだ。
日本におけるPhase 1b試験。各治療を受けた人はそれぞれ6名の試験。この試験では「オプジーボ」が10mg/kgの高用量が用いられている(承認用量は3mg/kg)。
試験における無増悪生存期間は、「オプジーボ」単独治療を受けた人で6.28ヵ月、「オプジーボ+ペメトレキセド」併用治療を受けた人で9.63ヵ月、「オプジーボ+ドセタキセル」併用治療を受けた人で3.15ヵ月。「オプジーボ+アバスチン」治療を受けた人の半数以上が増悪なく生存していたため、無増悪生存期間(中央値)は未達。
【発表】
2016年10月20日
【試験】
Phase 1b〔JapicCTI-132071〕
【原著】
Ann Oncol 2016; 27: 2242-2250. [PubMed:27765756]