
「キイトルーダ」治療を考える場合、キイトルーダ治療の前に「体幹部定位放射線療法」を選択することで、奏効率は倍増するが、有意な臨床的利益はまだ証明できていない。
試験では、キイトルーダ治療の前に「体幹部定位放射線療法」を受けることで、12週時における奏効率が20%から50%に向上すると考え、臨床的利益の基準と定めた。
放射線療法の上乗せによる良好な結果は、PD-L1発現陰性の人でより多く認められた。
【発表】
2019年7月11日
【試験名】
PEMBRO-RT(Phase 2)〔NCT02492568〕
【原著】
JAMA Oncol. 2019;5:1276-1282. [PubMed:31294749]
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