
初めての治療を考える場合、「ペメトレキセド+シスプラチン」治療に、「インライタ」の追加を選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。
試験では、「ペメトレキセド+シスプラチン+インライタ」治療を受けた人の無増悪生存期間は8.0ヵ月、「ペメトレキセド+シスプラチン」治療を受けた人の7.1ヵ月と治療間の差はなかった(p=0.36)。
「ペメトレキセド+シスプラチン+インライタ」治療を受けた人の生存期間は17.0ヵ月、「ペメトレキセド+シスプラチン」治療を受けた人では15.9ヵ月であった。
「ペメトレキセド+シスプラチン+インライタ」治療を受けた45.5%が治療に奏効した。「ペメトレキセド+シスプラチン」治療を受けた人では26.3%の人が治療に奏効した。
【発表】
2014年4月25日
【試験】
Phase 2〔NCT00768755〕
【原著】
BMC Cancer. 2014;14:290. [PubMed:24766732]