
「ペプロマイシン」を含む化学療法レジメンの奏効率は13%と効果は限定的。奏効率は「ペプロマイシン+マイトマイシン」で14.8%、「ペプロマイシン+カルバジルキノン」で11.5%、生存期間は「ペプロマイシン+マイトマイシン」で25週、「ペプロマイシン+カルバジルキノン」で32週と2つのレジメンの差はなかった。7例(13%)が間質性肺炎を発症し、4例が肺線維症のために命を落とした。
非小細胞肺がんを対象とした日本初の無作為化比較試験。
【発表】
1983年4月
【原著】
Cancer Treat Rep. 1983;67:385-7. [PubMed: 6189601]