
Met陽性で、プラチナタブレット後に病勢が進行した人が次の治療を考える場合、「タルセバ」に「オナルツズマブ」治療の追加を選択しても、生存期間の延長は期待しにくい。
試験では、「オナルツズマブ+タルセバ」治療を受けた人の生存期間は6.8ヵ月、「プラセボ+タルセバ」治療を受けた人の生存期間は9.1ヵ月(p=0.067)。「オナルツズマブ+タルセバ」治療を受けた人の無増悪生存期間は2.7ヵ月(vs 2.6ヵ月、p=0.92)。「オナルツズマブ+タルセバ」治療を受けた人の奏効率は8.4%(vs 9.6%)。
グレード3以上の有害事象は、「オナルツズマブ+タルセバ」治療を受けた人の56.0%が経験した(vs 51.2%)。
【発表】
2016年12月12日
【試験名】
METLung(Phase 3)
【原著】
J Clin Oncol. 2017 ;35:412-420. [PubMed:27937096]
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