
70歳以上の場合、高齢者総合機能評価(CGA)によって治療を選択しても無治療失敗生存期間や生存期間の延長は期待しにくい。
CGAによる治療選択した人の23%は支持療法であった。無治療失敗生存期間と生存期間が両群で同等であったわけだから事前に無益な化学療法を23%の人が回避できたと言える。
しかし、有害事象が現れる可能性は少なくなる。試験では93.4%から85.6%になった。毒性のために治療が失敗する確率も減る。試験では11.8%から4.8%に減少。
【発表】
2016年2月16日
【試験名】
ESOGIA-GFPC-GECP 08-02
【原著】