
転移性腎細胞がんの人が初めての治療を考える場合は、「インライタ」治療を選択しても「ネクサバール」治療を選択した場合に比べて無増悪生存期間だけでなく、生存期間の延長も期待しにくい。
試験では「インライタ」治療を受けた人の半数が21.7ヵ月生存したが、「ネクサバール」治療を受けた人は23.3ヵ月生存した。この差は統計学的に有意な差ではなかった。
【発表】
2016年5月27日
【試験名】
AGILE 1051(Phase 3)〔NCT00920816〕
【原著】
Clin Genitourin Cancer. 2017 ;15:72-76. [PubMed:27498023]
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