
1種類または2種類の血管新生阻害薬による治療歴を有する人が次の治療を考える場合、「オプジーボ」治療を選択することで5年生存率の向上も期待できる。
無増悪生存期間も「オプジーボ」治療を選択することで、「アフィニトール」治療を選択した場合に比べ、延長が期待できる(HR、0.84;0.72-0.99;p=0.0331)。
「オプジーボ」治療の主なグレード1以上の治療関連有害事象は、倦怠感(34.7%)と瘙痒(15.5%)であった。「アフィニトール」治療の主なグレード1以上の治療関連有害事象は、倦怠感(34.5%)と口内炎(29.5%)であった。
【発表】
2020年7月16日
【試験名】
CheckMate 025(Phase 3)〔NCT01668784〕
【原著】
Cancer. 2020 Jul 16. [PubMed: 32673417]
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