【腎細胞がん:術後治療】「スーテント」vs「プラセボ」

淡明細胞型腎細胞がんの人は手術後に「スーテント」治療を選択することで無病生存期間の延長が期待できる。試験では5.6年から6.8年に延長。

スーテント」治療を受けた人の34.3%(vs. 2%)が有害事象のために減量しなければならなかった。

グレード3または4の有害事象は「スーテント」治療によって増加する。試験ではグレード3の有害事象が15.8%から48.4%に、グレード4の有害事象が3.6%から12.1%に増加した。重篤な有害事象は同程度だった(21.9% vs. 17.1%)。

【発表】

2016年10月10日

【試験名】

S-TRAC(Phase 3)〔NCT00375674

【原著】

N Engl J Med 2016; 375 : 2246-54. [PubMed:27718781]

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