
血管肉腫の人は「パクリタキセル」治療への「アバスチン」の上乗せを選択しても、6ヵ月無増悪生存率の向上は期待しにくい。
試験では「アバスチン+パクリタキセル」治療を受けた人の57%が6ヵ月時で増悪することなく生存していたが、「パクリタキセル」のみの治療を受けた人と差はなかった。
「アバスチン+パクリタキセル」治療を受けた人の半数は15.9ヵ月以上生存していたが、「パクリタキセル」のみの治療を受けた人は19.5ヵ月以上生存できた。
【発表】
2015年7月27日
【試験】
Phase 2
【原著】
J Clin Oncol. 2015;33:2797-802. [PubMed:26215950]