
切除できる可能性のある中リスク~高リスクの成人および小児が手術前の補助療法を考える場合、「化学放射線療法」に「ヴォトリエント」の上乗せを選択することで、ほぼ完全な病理的奏効率の向上が期待できる。
「ヴォトリエント+化学放射線療法」治療を受けた人の主なグレード3または4の有害事象は、白血球減少症(43%)、好中球減少症(41%)、発熱性好中球減少症(41%)であり、「化学放射線療法」を受けた人では好中球減少症(9%)、発熱性好中球減少症(9%)であった。
【発表】
2020年7月20日
【試験名】
ARST1321(Phase 2)〔NCT02180867〕
【試験実施国】
米国、カナダ
【原著】
Lancet Oncol 2020; 21: 1110–22 [PubMed: 32702309]