
限局性の場合、「前立腺全摘除術」を選択することで、手術から10年後も前立腺がんが原因で死亡する危険性、全ての要因で死亡する危険性の減少が期待できる。
試験では、「前立腺全摘除術」を受けた人と、「経過観察」された人の「前立腺がん特異的死亡率」について比較。
10年後、「前立腺全摘除術」を受けた人の9.6%が前立腺がんによって死亡し、「経過観察」された人の14.9%に比べ、統計学的に有意に少なかった(p=0.01)。死亡率も「前立腺全摘除術」を受けることで32.0%から27.0%に有意に減少(p=0.04)。
【発表】
2005年5月12日
【試験名】
SPCG-4
【原著】
N Engl J Med. 2005;352:1977-84. [PubMed: 15888698]
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