
プラチナ製剤を含む化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「ジオトリフ」治療を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。試験では「ジオトリフ」治療を受けた人の半数が2.6ヵ月以上増悪なく生存した。「メトトレキサート」治療を受けた人の無増悪生存期間1.7ヵ月に比べて有意な差であった。
グレード3または4の治療に関連した有害事象は発疹または痤瘡(10% vs. 0%)、下痢(9% vs. 2%)、口内炎(6% vs. 8%)、倦怠感(6% vs. 3%)、好中球減少症(1%未満 vs. 7%)。
【発表】
2015年4月16日
【試験名】
LUX-Head & Neck 1(Phase3)〔NCT01345682〕
【原著】
Lancet Oncol. 2015;16:583-94. [PubMed:25892145]
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