【ALK陽性肺がん:一次治療(2年OS)】「アルンブリグ」vs「ザーコリ」

ALK融合遺伝子陽性の人が初めてのALK阻害薬による治療を考える場合、「アルンブリグ」治療を選択することで、「ザーコリ」治療を選択した場合に比べ、無増悪生存期間の延長が期待できる。

アルンブリグ」治療を受けた74%の人が治療に奏効し、「ザーコリ」治療の奏効率62%より有意に高かった。

脳転移を有していた人では、「アルンブリグ」治療を受けた43%の人が2年後も病勢の進行がなかった。「ザーコリ」治療を受けた人で2年後も病勢の進行がなかった人は10%であった。

アルンブリグ」治療を受けた73%の人がグレード3以上の有害事象を経験した。「ザーコリ」治療を受けた人でグレード3以上の有害事象を経験した人は61%であった。「アルンブリグ」治療を受けた人の5%以上が経験したグレード3以上の有害事象はCPK上昇(24%)、高血圧(12%)、リパーゼ上昇(14%)であった。一方。「ザーコリ」治療を受けた人の5%以上が経験したグレード3以上の有害事象はAST上昇(7%)、リパーゼ上昇(7%)、ALT上昇(10%)であった。

【試験名】

ALTA-1L(Phase 3)〔NCT02737501

【原著】

J Clin Oncol. 2020 ;38:3592-3603.  [PMID: 32780660]

【こちらの記事も合わせて読む】