
EGFR遺伝子陽性の人は、最初の治療として「ジオトリフ」治療を選択することで「イレッサ」治療を選択した場合に比べ、無増悪生存期間の延長が期待できる。
試験では10.9ヵ月から11.0ヵ月に延長した(p=0.017)。
「ジオトリフ」を選択することで、グレード3以上の「下痢(13% vs 1%)」、「皮疹(9% vs 3%)」がより多く現れたが、グレード3以上の「肝酵素上昇(0% vs 9%)」は現れなかった。「ジオトリフ」も「イレッサ」も有害事象のため治療を中止する人が10%いた。
【発表】
2016年4月12日
【試験名】
LUX-Lung 7(Phase 2)〔NCT01466660〕
【原著】
Lancet Oncol. 2016 ;17:577-89. [PubMed:27083334]
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