【EGFR陽性肺がん:一次治療】「ジオトリフ」vs「シスプラチン+ペメトレキセド」

EGFR遺伝子変異陽性の人でが初めての治療を考える場合、「ジオトリフ」治療を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる (ハザード比, 0.58; 95% 信頼区間, 0.43 – 0.78; P = 0.001)。

ジオトリフ」治療を選択した場合、下痢、発疹、口内炎が現れる可能性が高くなるが、化学療法で現れる吐き気、倦怠感が少なくなる。

この結果に基づいて2014年1月17日、「ジオトリフ」が「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺癌」について承認され、同年5月7日より発売された。

【発表】

2013年7月1日

【試験名】

LUX-Lung 3(Phase 3)〔NCT00949650

【原著】

J Clin Oncol. 2013;31:3327-34. [PubMed: 23816960]

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