
手術後の病理学的病期がpT1-3N+ または pT2-3N0の人が術後補助療法を考える場合、「TC(ドセタキセル+シクロホスファミド)」治療または「FEC-T(5-FU+エピルビシン+シクロホスファミド→ドセタキセル)」治療を選択しても「EC-P(エピルビシン+シクロホスファミド→パクリタキセル)」治療に劣らない5年無病生存率が期待できる。
主なグレード3または4の有害事象は、「TC」治療は発疹(3.9%)と末梢神経障害(2.8%)、「FEC-T」と「EC-P」では下痢と悪心・嘔吐であった。
【発表】
2021年5月13日
【試験名】
MASTER(Phase 3)〔NCT01314833〕
【試験実施国】
中国
【原著】
Lancet Reg Health West Pac. 2021;11:100158. [PubMed: 34327363]