
既に治療を受けたことがある人でも、HER2陽性であれば「ハーセプチン+パクリタキセル」治療を選択することで、効果が期待できる。
試験では「ハーセプチン+パクリタキセル」治療を受けた37%の人に効果がみられ、半数の人が増悪することなく5.1ヵ月以上生存し、半数の人が17.1ヵ月以上生存した。
グレード3または4の有害事象は、好中球減少症(32.6%)、白血球減少症(17.4%)、貧血(15.2%)、低アルブミン血症(8.7%)。
【発表】
2016年8月13日
【試験】
JFMC45-1102(Phase 2)
【原著】
Int J Cancer. 2016 Aug 13. [PubMed:27521503]