
KRAS陽性で、プラチナ製剤を含む化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「CDK4/6阻害薬 ベージニオ」治療を選択しても、「タルセバ」治療を上回る生存期間は期待しにくい。ただ、奏効率の向上、無増悪生存期間の延長は期待できる。
「タルセバ」治療を受けた2.7%が治療に奏効したのに対し、「ベージニオ」治療を受けた8.9%が治療に奏効した。
【発表】
2020年10月26日
【試験名】
JUNIPER(Phase 3)〔NCT02152631〕
【原著】
Front Oncol. 2020 Oct 26; [PubMed: 33194700]