
MET駆動性の進行乳頭状腎細胞がんの人が治療を考える場合、「MET阻害薬 サボリチニブ」治療を選択しても「スーテント」治療を上回る無増悪生存期間が期待できるか分からない。
「サボリチニブ」治療を受けた人の27%が治療に奏効した。一方、「スーテント」治療を受けた人の奏効率は7%であった。
「サボリチニブ」治療を受けた人の42%がグレード3以上の有害事象を経験し、「スーテント」治療を受けた人の81%がグレード3以上の有害事象を経験した。有害事象のため、「サボリチニブ」治療を受けた人の30%、「スーテント」治療を受けた人の74%が減量が必要となった。
【発表】
2020年5月29日
【試験名】
SAVOIR(Phase 3)〔NCT03091192〕
【原著】
JAMA Oncol. 2020;6:1247-1255. [PubMed: 32469384]
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