
PD-L1陽性の人は、治療ラインに関わらず、「テセントリク」の効果が期待できる。
試験では、一次治療として「テセントリク」治療を受けた人の22%に奏効し、無増悪生存期間は5.4ヵ月、生存期間は20.1ヵ月であった。二次治療として「テセントリク」治療を受けた人の19%に奏効し、無増悪生存期間は2.8ヵ月、生存期間は15.5ヵ月であった。三次治療として「テセントリク」治療を受けた人の18%に奏効し、無増悪生存期間は2.8ヵ月、生存期間は13.2ヵ月であった。
「テセントリク」治療を受けた58% の人はグレード3または4の有害事象を発現しなかった。
【発表】
2017年6月13日
【試験名】
BIRCH(Phase 2)〔NCT02031458〕
【原著】
J Clin Oncol. 2017 ;35 :2781-9 [PubMed: 28609226]
【さらに詳しく】