
フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病と診断された成人が「スプリセル+グルココルチコイド」による寛解導入療法が終了後に「ビーリンサイト 2サイクル」治療を受けた結果、分子遺伝学的奏効率が29%から60%に向上した。
追跡期間中央値18ヵ月の時点における生存率は95%、無病生存率は88%であった。無病生存率は、IKZF1欠失に加えて他の遺伝子異常を有する人でより低かった。
【発表】
2020年10月22日
【試験名】
GIMEMA LAL2116 D-ALBA(Phase 2)〔NCT02744768〕
【原著】
N Engl J Med. 2020;383:1613-1623. [PubMed: 33085860]
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