IDH2変異を有する急性骨髄性白血病と診断された人が初めての治療を考える場合、「ビダーザ」治療に「IDH2阻害薬 エナシデニブ」の上乗せを選択することで奏効率の向上が期待できる。
「エナシデニブ+ビダーザ」治療の主なグレード3または4の有害事象は、血小板減少(37% vs 19%)、好中球減少(37% vs 25%)、貧血(19% vs 22%)、発熱性好中球減少(16% vs 16%)である。
【発表】
2021年10月18日
【試験名】
AG221-AML-005(Phase 2)〔NCT02677922〕
【試験実施国】
米国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、オランダ、ポルトガル、スペイン、スイス、英国
【原著】
Lancet Oncol 2021; 22: 1597–608. [PubMed: 34672961]