【びまん性大細胞型B細胞リンパ腫】「R-CHOP+自家造血幹細胞移植+大量化学療法」vs「R-CHOP」

びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の人は、「R-CHOP」レジメン後に、自家造血幹細胞移植併用「大量化学療法」治療の追加を選択することで、2年治療成功生存率の向上が期待できる。

試験では、「R-CHOP」レジメン後に、自家造血幹細胞移植併用「大量化学療法」治療の追加を受けることで、2年治療成功生存率が62%から71%に向上(p=0.012)。5年生存率は治療を追加しても変わらず(78% vs 77%、p=0.91)。

グレード3以上の血液毒性の発現率は68%から92%に上昇。非血液毒性の発現率も16%から45%に上昇。主なものは胃腸系の有害事象(10%→25%)。

【発表】

2017年6月28日

【試験名】

DLCL04(Phase 3)〔NCT00499018

【原著】

Lancet Oncol. 2017 ;18:1076–88. [PubMed: 28668386]

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