【ステージIIIC BRAF陽性悪性黒色腫:術後治療】「ゼルボラフ」vs「プラセボ」

BRAFV600陽性でもステージIIICの人は、ステージIIC−IIIBの人とは異なり、「ゼルボラフによる補助療法」を選択しても無病生存期間の延長は期待しにくい(ハザード比 0.80, 95%信頼区間 0.54–1.18)。

試験ではグレード3または4の有害事象を経験した人は「ゼルボラフによる補助療法」を選択することで15%から57%に増加。主なグレード3または4の有害事象は、角化細胞腫(7%)、皮疹(6%)ALT上昇(6%)。

【発表】

2018年2月21日

【試験名】

BRIM8(Phase 3)〔NCT01667419

【原著】

Lancet Oncol . 2018 ;19:510-520. [PubMed: 29477665]

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