転移を有するトリプルネガティブ乳がんと診断され、2ライン以下の全身療法歴がある女性167人が「キイトルーダ+ハラヴェン」療法を受けた結果、23.4%の人が治療に奏効し、8.3カ月奏効が持続した。
奏効率はPD-L1陽性例で高く、アントラサイクリン系製剤未治療例でPD-L1陽性例で最も高かった(34.5%)。一方、アントラサイクリン系製剤未治療例でもPD-L1陰性例では奏効率は16.1%であった。
【発表】
2021年3月16日
【試験名】
ENHANCE 1(Phase 1b/2)〔NCT02513472〕
【原著】
Clin Cancer Res. 2021 Mar 16. [PubMed: 33727258]