【ホジキンリンパ腫:二次治療】オプジーボ

ONO-4538-15(Jpn J Clin Oncol)                 

ホジキンリンパ腫と診断され、自家造血幹細胞移植およびアドセトリス治療に抵抗性または不耐容の再発・難治性の日本人17名が「オプジーボ」治療を受けた結果、87.5%の人が治療に奏効し、8.5ヵ月間奏効が持続した。80.4%の人が3年以上生存できた。

オプジーボ」治療を受けた人が経験したグレード3または4の有害事象は発熱、間質性肺疾患、アミラーゼ増加、肝機能異常、低ナトリウム血症であった。いずれも経験した人は17名中1名(5.9%)であった。

【発表】

2020年8月8日

【試験】

ONO-4538-15 (Phase 2)〔JapicCTI-142755

【試験実施国】

日本(国立がんセンター中央病院、がん研有明病院、愛知県がんセンター、東北大学病院、九州がんセンター、京都府立医科大学附属病院、東海大学医学部付属病院)

【原著】

Jpn J Clin Oncol. 2020 ;50:1265-1273. [PubMed: 32776097]