【マントル細胞リンパ腫】「高用量シタラビン」を含む免疫化学療法

マントル細胞リンパ腫を患っている人では「高用量シタラビン」を含む免疫化学療法を選択することで、治療成功期間の延長が期待できる。

試験では治療成功期間が3.9年から9.1年に延長。5年治療成功率が40%から65%に向上。

「高用量シタラビン」を含む免疫化学療法におけるグレード3または4の血液毒性は、ヘモグロビン値上昇、血小板数増加。試験ではそれぞれ治療を受けた29%(vs. 8%)、73%(vs. 9%)の人にみられた。グレード3または4の発熱性好中球減少症が17%(vs. 8%)に起こり、グレード1または2の腎毒性として血清クレアチニン値が43%の人で上昇した。

【発表】

2016年6月14日

【試験名】

MCL Younger(Phase 3)〔NCT00209222

【原著】

Lancet. 2016 ;388:565-75. [PubMed:27313086]

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