【上咽頭がん:照射後治療(3年FFS、3年OS)】「カペシタビン」vs「経過観察」

化学放射線療法終了後に局所病変および遠隔転移が確認されなかった人でも、照射後治療として「低用量カペシタビン」の1年間の服薬を選択することで3年治療成功生存率の向上が期待できる。

「低用量カペシタビン」治療を受けた人の17%がグレード3の有害事象を経験した(vs 6%)。主なものは、手足症候群であった(グレード3:9%)。「低用量カペシタビン」治療を受けた1人がグレード4の好中球減少を経験した。

【発表】

2021年6月4日

【試験】

Phase 3〔NCT02958111

【試験実施国】

中国

【原著】

Lancet 2021; 398: 303–13. [PubMed: 34111416]

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