【乳がん:二次治療(PFS)】「イキサベピロン+カペシタビン」vs「カペシタビン」

遠隔転移を有する乳がんと診断され、アントラサイクリン系およびタキサン系抗がん剤の治療歴を有する女性が「カペシタビン」治療に「イキサベピロン」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

イキサベピロンカペシタビン」治療を受けた35%の人が治療に奏効した(vs 14%, p<0.0001)。

カペシタビン」治療に「イキサベピロン」の上乗せを選択することでグレード3または4の感覚神経障害(0% → 21%)、倦怠感(3% → 9%)、好中球減少(11% → 68%)を経験するリスクが高まる。

【発表】

2007年10月29日

【試験名】

CA163-046(Phase 3)〔NCT00080301

【原著】

J Clin Oncol. 2007 20;25:5210-7. [PubMed: 17968020]