術前補助化学療法を考える場合、「化学療法」に「アバスチン」の上乗せを選択することで、病理学的完全奏効率の向上が期待できる。
2015年8月には追跡4.7年(中央値)時の結果がLancet Oncology誌に発表される。その結果によると、「化学療法」に「アバスチン」の上乗せを選択することで、5年無病生存率(ハザード比 0.80 95%信頼区間 0.63–1.01; p=0.06)は改善しなかったが、5年生存率(ハザード比 0.65 95%信頼区間 0.49–0.88 p=0·004) は向上させた。
【発表】
2012年1月26日
【試験名】
NSABP B-40(Phase 3)〔NCT00408408〕
【原著】
N Engl J Med. 2012 ;366:310-20. [PubMed: 22276821]
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