【トリプルネガティブ乳がん:術前治療】「イパタセルチブ+パクリタキセル」vs「パクリタキセル」

トリプルネガティブの人が手術前の化学療法を考える場合、「パクリタキセル」治療にAKT阻害薬「イパタセルチブ」の上乗せを選択しても、病理学的完全奏効率の向上は期待しにくい。

イパタセルチブ」の上乗せを選択することで、グレード3以上の有害事象を経験するリスクが増加する。試験結果によると、「イパタセルチブ」の上乗せによってグレード3以上の有害事象が16%から32%に増加。特に下痢は1%から17%に増加。

【発表】

2019年5月30日

【試験名】

FAIRLANE(Phase 2)〔NCT02301988

【原著】

Ann Oncol. 2019; 30: 1289–1297. [PubMed: 31147675]

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