【乳がん:術後治療(5年DFS)】「FEC-P」vs「EC-P」

GIM-2(Lancet)                          

リンパ節転移陽性の早期乳がんと診断された女性が手術後の補助化学療法を考える場合、「EC(エピルビシンシクロホスファミド)」治療に「5-FU」の上乗せを選択しても、5年無病生存率の向上は期待しにくい。

5-FU」治療を追加することで、グレード3または4の有害事象を経験するリスクが増加する。試験では24.2%から34.5%に有意に増加。有意に増加した有害事象は、発熱(0.2%→0.9%)、悪心(2.7%→4.6%)、嘔吐(1.4%→3.6%)。

【発表】

2015年3月2日

【試験】

GIM-2(Phase 3)〔NCT00433420

【原著】

Lancet. 2015;385:1863-72. [PubMed:25740286]

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