【局所進行口腔がん(ORR)】「温熱療法+化学療法」vs「化学療法」

切除可能な局所進行口腔扁平上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「化学療法(5-FUシスプラチンドセタキセル)2サイクル」に「温熱療法」の上乗せを選択することで奏効率の向上が期待できる。

「化学療法」に「温熱療法」の上乗せによって無病生存期間の延長が期待できる(HR 0.5671; 95% CI 0.3362–0.9565 p = 0.0335)。この試験では生存期間の延長は認められなかった(HR 0.6022; 95% CI 0.3587–1.011 p = 0.0551)。

【発表】

2021年6月16日

【試験】

Phase 2

【試験実施国】

中国

【原著】

Int J Hyperthermia. 2021;38:939-947. [PubMed: 34134574]