手術後の放射線療法のタイミングを考える場合、PSAが0.2ng/mLに上昇した時点での開始を選択しても、手術後6ヵ月以内開始した場合に劣らない、5年無増悪生存率は期待しにくい。
グレード2以上の生殖器毒性を経験した人は、PSAが0.2ng/mLに上昇した時点で放射線療法を開始した人の54%が経験し、手術後6ヵ月以内に放射線療法を開始した人の70%よりも少なかった。
【発表】
2020年10月1日
【試験名】
TROG 08.03/ANZUP RAVES(Phase 3)〔NCT00860652〕
【原著】
Lancet Oncol. 2020; 21: 1331-40. [PubMed: 33002437]