【卵巣がん(東アジア人):維持療法】「ヴォトリエント」vs「プラセボ」

東アジア人の場合、化学療法が完了し病勢の進行が認められなかった後、「ヴォトリエント」による維持療法を選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。生存期間については「ヴォトリエント」による維持療法を選択することでむしろ短縮する(HR 1.706 95% 信頼区間 1.010-2.883 p=0.0465)。

ヴォトリエント」治療を受けた人ではグレード3以上の高血圧(27% )、好中球減少症(13%)を経験した人が有意に多かった。

【発表】

2018年1月

【試験名】

AGO-OVAR16(Phase 3)〔NCT00866697

【原著】

Int J Gynecol Cancer. 2018;28:2-10. [PubMed: 26588236]

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