【卵巣がん:一次治療(PFS)】「カルボプラチン+パクリタキセル(週1回投与)」vs「カルボプラチン+パクリタキセル(3週毎投与)」

MITO-7(Lancet Oncol)                      

IC-IV期卵巣がんと診断された女性が初めての治療として「パクリタキセルカルボプラチン」治療を考える場合、「毎週1回、パクリタキセル1回につき60mg/㎡」を選択しても「3週毎に1回、パクリタキセル1回につき175mg/㎡」を選択した場合を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。

グレード3または4の好中球減少症(50 %→42%)、発熱性好中球減少症(3%→0.5%)、グレード3または4の血小板減少症(7%→1%)、グレード2の神経障害の悪化(17%→6%)が毎週投与する治療を受けた人で少なかった。

【発表】

2014年2月28日

【試験名】

MITO-7(Phase 3)〔NCT00660842

【原著】

Lancet Oncol. 2014 ;15:396-405. [PubMed: 24582486]

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