【卵巣がん:一次治療後維持療法(PFS)】「ヴォトリエント」vs「プラセボ」

一次治療としての化学療法が完了し、病勢の進行が認められなかった後の治療の是非を考える場合、維持療法として「ヴォトリエント」治療を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

ヴォトリエント」治療を受けた人が経験した主なグレード3または4の有害事象は、高血圧(30.8%)、好中球減少症(9.9%)、肝毒性(9.4%)、下痢(8.2%)、倦怠感(2.7%)、血小板減少症(2.5%)、手足症候群(1.9%)。

ヴォトリエント」治療を受けた33.3%の人が有害事象のため治療を中止した(vs 5.6%)。

【発表】

2014年9月15日

【試験名】

AGO-OVAR16(Phase 3)〔NCT00866697

【原著】

J Clin Oncol. 2014;32:3374-82. [PubMed: 25225436]

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