【卵巣がん:二次・三次治療】「パージェタ+化学療法」vs「化学療法」

治療歴が1-2回あり、HER3 mRNAが高発現している人は、次の治療を考える場合、主治医の選択による化学療法に「パージェタ」治療の追加を選択しても無増悪生存期間の延長が期待しにくい。

試験では2.6ヵ月と4.3ヵ月の差であったが、統計学的に有意な差ではなかった。

【発表】

2016年6月6日

【試験名】

PENELOPE(Phase 3)〔NCT01684878

【原著】

J Clin Oncol. 2016 ;34:2516-25. [PubMed:27269942]