【再発卵巣がん:プラチナ抵抗性】「ヴォトリエント+パクリタキセル」vs「パクリタキセル」

プラチナ製剤が無効になった人でも、「パクリタキセル」への「ヴォトリエント」治療の追加を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験では「パクリタキセル」への「ヴォトリエント」治療を追加することで無増悪生存期間が3.49ヵ月から6.35ヵ月に延長。

パクリタキセル」への「ヴォトリエント」治療を追加することで有害事象が増加。主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少症(3%→30%)、倦怠感(6%→11%)、白血球減少症(3%→11%)、高血圧症(0%→8%)ASTまたはALT上昇(0%→8%)、貧血(14%→5%)。

【発表】

2015年4月14日

【試験名】

MITO 11(Phase 2)〔NCT01644825

【原著】

Lancet Oncol. 2015;16:561-8. [PubMed:25882986]