【多発性骨髄腫:二次治療】「ダラザレックス+レブラミド+デキサメタゾン」

1〜3ラインの治療に抵抗性を示した人でも、抗ヒトCD38モノクローナル抗体「ダラザレックス」と「レブラミド」「デキサメタゾン」の併用治療を選択することで、効果が期待できる。試験では「ダラザレックスレブラミドデキサメタゾン」3剤併用治療を受けた人の81%に奏効し、72%の人が増悪なく18ヵ月以上生存し、90%の人が18ヵ月以上生存した。

ダラザレックスレブラミドデキサメタゾン」3剤併用治療を受けた5%以上の人に現れた有害事象は、好中球減少、血小板減少、貧血。56%の人に注入関連反応が現れた(6.3%がグレード3)。

【発表】

2016年8月16日

【試験】

Phase 1/2

【原著】

Blood. 2016 ;128:1821-1828. [PubMed:27531679]