遠隔転移を有する大腸がんと診断され、原発巣による症状がない人が初めての治療を考える場合、「原発巣の切除後に化学療法」を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。
【発表】
2021年2月9日
【試験名】
JCOG1007/iPACS(Phase 3)〔UMIN000008147〕
【試験実施国】
日本
【原著】
J Clin Oncol . 2021 Feb 9 [PubMed: 33560877]
【さらに詳しく】
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