【RAS野生型大腸がん:三次治療(OS)】「ベクティビックス+支持療法」vs「支持療法」

化学療法が効かなくなったKRAS exon-2野生型の大腸がんの人でも、「ベクティビックス」治療を選択することで生存期間の延長が期待できる。

試験には「一次治療」で無効となった人が21%、「二次治療」で無効となった人が35%参加しており、「三次治療」として「ベクティビックス」治療受ける人が最も多かった。試験の結果、「ベクティビックス」治療を受けた人は、生存期間が7.4ヵ月から10.0ヵ月まで延長(P=0.0096)。無増悪生存期間は1.7ヵ月から3.6ヵ月に延長(P<0.0001)。奏効率は1.6%から27%に向上。

【発表】

2016年10月13日

【試験名】

Study 0007(Phase 3)〔NCT01412957

【原著】

Br J Cancer. 2016;115:1206-1214. [PubMed:27736842]

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