【大腸がん:二次治療】「FOLFOX」vs「オキサリプラチン」vs「LV5FU2」

IFL(イリノテカン5-FUロイコボリン)治療が効かなくなった人が次の治療を考える場合、「FOLFOX4」レジメンを選択することで、奏効が得られることがある。

試験では、「FOLFOX4」レジメン、「オキサリプラチン」単剤治療の奏効率について「LV5FU2(5-FUロイコボリン)」レジメンを対照に比較。「LV5FU2」治療を受けた人では一人も奏効が得られなかったが、「FOLFOX4」治療を受けた人では9.9%の人が奏効を得た。

有害事象は「FOLFOX4」治療を受けた人でより多かった。

【発表】

2003年6月1日

【試験】

Phase 3

【原著】

J Clin Oncol. 2003;21:2059-69. [PubMed: 12775730]